2019年にiTi(iTQi)の優秀味覚賞を受賞した製品をご紹介します。
「釜石鉱山株式会社」が製造・販売す「[仙人秘水」 がiTi(iTQi)の3つ星を受賞しました。
釜石鉱山株式会社は1979年3月2日に設立し、鉱泉水の製造販売・鉱山物化工品の製造販売・坑道及び地下利用研究受託業務を行っています。
ホームページで釜石鉱山の歴史を拝見すると、
1857年(安政4年)に本格的な鉱山開発が始まり製鉄所が作られ、1950年(昭和25年)に新山坑で銅鉱床が発見され銅の選鉱場も作られて鉄・銅併産体制が確立されました。1989年(平成1年)に鉱泉水(仙人秘水)の製造を開始しました。1992年(平成4年)には銅の採掘を終了し、翌年1993年(平成5年)には大規模な鉄鉱石の採掘を終了し、新鉱山・鉱泉水・地下空洞跡地利用の事業を展開したそうです。
釜石鉱山は100年以上にわたり、日本の製鉄の発展とともに歩み、鉄の町「釜石」を支えてきた歴史に色々な物語があったのだろうなと本や映画など探してみたくなりました。銅の選鉱場では最盛期には約3000人の人々が働いていたそうです。面白いストーリーが色々ありそうで想像するだけでワクワクしてきます。
釜石鉱山には、総延長1,000キロ・メートルを超える坑道と、東京ドーム25杯分にもなる巨大な採掘地下空洞が存在します。いくつもの階層に分かれた坑道が、まるで巨大な蟻の巣のように広がっているそうです。坑内はトロッコ列車「バッテリー・ロコ」で移動し、地下水力発電用のダムや「グラニット・ホール(地下音響実験室)」もあるそうです。グラニット・ホールはコンサートやレコーディングに利用されたそうです。
「仙人秘水」の水源はトロッコ列車で20分、大峰山(標高1,147m)の直下約600メートルに位置し、水源の上には磁鉄鉱の鉱床が存在する場所にあるそうです。
「仙人秘水」の説明としてホームページでは、
磁鉄鉱の鉱床をはじめ、石灰岩・花崗岩など様々な厚い岩盤を雨や雪が数十年の歳月をかけて通ることで研ぎ澄まされ、浸透した水が岩盤の裂け目からコンコンと湧き出します。
天然のフィルターを透して生まれた仙人秘水は日本でも数少ない弱アルカリ性のミネラルウォーターです。
この良質な水質を活かすために、加熱処理や殺菌など人的処理をいっさい加えずボトリングしております。(フィルターによるろ過除菌のみ)
と記載しています。
岩手の酒造メーカー三社でビール、日本酒、焼酎に原料として使われています。
数あるミネラルウォーターからお酒の原料に選ばれるとは誇らしいことだと思います。
日本のミネラルウォーターが何種類あるのか気になってきました。一つの山でも水源や採水地が数か所あると考えられるのでいくつあるのか脱線して日本の山の数を調べてみました。日本山岳会のホームページ「親子登山」のサイトのクイズには「25,000分の1の地形図に16,667の山が載っている」との記載があります。さらに、「地形図に載っていない山もある」との記載もあります。全ての山で採水できるわけではないと思いますが、10,000種類位あるかもしれませんね。想像すると面白く色々調べてみたくなります。親子登山のサイトは植物や動物、山での食事や妖怪など面白そうな内容で通勤中にゆっくり見たくなりました。
iTi(iTQi)の受賞製品は世界を広げてくれる製品が多く楽しくなります。
申請方法が分からない方は是非ご相談ください。
iTi申請代理サービスのHPはこちら