今年はコロナの影響が世界各国に広がりました。
iTi(iTQi)にはどのような影響があったのでしょうか。
2020年のiTi(iTQi)優秀味覚賞を受賞した製品と2019年の受賞製品と比較してみましょう。
全体的に日本の受賞製品は減っています。日本の製品で受賞ランクが下がる製品は少ないので要因としてエントリー製品が減っている可能性が考えられます。
部門によって影響の差があるので今回は水部門を比較してみます。
2019年受賞製品は30製品ですが、2020年は27製品が受賞しています。
1割の減少なので水部門は比較的コロナの影響は少なかったように感じます。
27製品のうち2019年と連続受賞している製品は23製品です。受賞ランクの変化もありません。
連続受賞の23製品の受賞ランクの内訳は3つ星が14製品、2つ星が9製品です。
この他に4製品が今年受賞しました。
4製品の受賞ランクの内訳は、3つ星が1製品、2つ星が2製品、1つ星が1製品です。
4製品のうち2製品は以前にiTi(iTQi)優秀味覚賞を受賞しています。2016年、2017年の受賞でした。
iTi(iTQi)の優秀味覚賞(Superior Taste Award)ラベル、登録商標、関連名、ロゴ、およびグラフィックのライセンス期間は受賞後3年間なのでライセンス期間終了に伴いiTi(iTQi)へのエントリー、受賞をする製品もあるようです。
3年間のライセンス期間中ラベルやロゴ等を製品やホームページ等に使用し、iTi(iTQi)のブランド力で製品の認知度を高めることが可能です。
残りの2製品はiTi(iTQi)優秀味覚賞の受賞は初めてでしたが、他の機関での連続受賞歴がありました。
最近はダブル受賞を掲げる製品も見かけることが増えました。

引用:ITIホームページ
iTi(iTQi)優秀味覚賞はシンプルに味の審査です。味の評価の他にも品質や安全性の評価を受けることは製品の安全・信頼性を伝えるには消費者がわかりやすい方法です。
- 1. iTi(iTQi)優秀味覚賞に毎年エントリーし、連続受賞年数を更新
2. 3年に1度エントリーをしライセンス期間を更新
3. 知名度の高い評価機関の多数受賞
iTi(iTQi)優秀味覚賞の受賞歴の活かし方は企業によってさまざまなようですね。
コロナの影響でエントリーを断念された製品や戦略的にエントリーしない製品もあったようですが、変わらずエントリーされている製品が多く、新規にエントリーをされた製品もあった水部門です。
受賞数は1割減りましたが、受賞ランクを下げている製品がなく安心しました。
どんな状況下でも品質を継続し続ける企業努力の素晴らしさに改めて日本人で良かったなと感じました。
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