月別アーカイブ: 2021年6月

2021年優秀味覚賞受賞製品9

受賞歴は2021年にiTi(iTQi)の優秀味覚賞を受賞した製品の背景を見てみましょう。

 

引用:iTi ( iTQi )HP

今回ご紹介するのは、「ホップイングミ」と「ホップインチョコ」でIiTi(iTQi)の優秀味覚賞を受賞したINHOP株式会社です。

 

INHOP株式会社は、2019年10月15日設立の合弁会社です。

合弁会社は、複数の企業が共同出資で会社を立ち上げ、共同で事業を経営する形態を指します。

INHOP株式会社はキリンホールディングス株式会社と電通がタッグを組み設立しました。

キリンホールディングス株式会社の食品開発力と電通のマーケティング力があれば無敵に思えてしまいます。

どのような戦略どのような製品が世に露出し、認知され、ブランド化されていくのかとても興味が湧きますね。

 

今回そのキリンホールディングス株式会社と電通の合弁会社、INHOP株式会社の製品がiTi(iTQi)の優秀味覚賞を受賞しました。

 

iTi(iTQi)とは、

世界の優れた味覚と品質を持つ食品・飲料品の評価を目的としたコンテストです。

ベルギーのブリュッセルに本部を置く国際味覚審査機構(iTQi)によって2005年から毎年開催されています。

 

引用:iTi ( iTQi )HP

受賞製品は、シンキングサプリの「ホップイングミ」と「ホップインチョコ」です。

会社設立2年目、発売間もないのiTi(iTQi)へのエントリー&受賞です。

「ホップイングミ」の発売は2020年7月31日、「ホップインチョコ」は2021年5月18日発売となっております。

 

キリンホールディングス株式会社のグループ会社、キリンビバレッジ株式会社も他の大手飲料メーカーに先駆けて2011年のiTi(iTQi)で三つ星を受賞しました。

ご存じの方も多いと思いますが、2000年発売の「生茶」です。

緑茶飲料では世界初の三つ星受賞だそうです。

 

今回のシンキングサプリ2種のiTi(iTQi)受賞も生茶のように業界先駆けとなる珍しい事例です。

今後INHOP株式会社に続いてサプリメント業界からのエントリー&受賞が増えそうですね。

今までサプリメントは味評価の受賞より品質評価の認定や受賞が大多数でした。

品質評価のモンドセレクションではなく、味評価のiTi(iTQi)へエントリーを選んだ理由には、どんな戦略があるのでしょうか。

 

大きなところを考えるとメリットとして、

「他社製品との差別化(サプリメントでiTi(iTQi)の受賞は珍しい)」

デメリットとして、

「消費者がサプリメントに求める効能のぼやけ」があると思います。

 

経営方針や戦略によってデメリットを許容し、メリットとして活かすこともできます。

逆にブランド戦略によっては、メリットを最大限に活かせないこともこともあります。

 

企業の考え方によって、ブランド戦略も違うと思いますので、

まずは、お気軽にご相談ください。

知財のプロ、弁理士事務所の私たちがブランディングのお手伝いをします。

 

申請方法が分からない方は是非ご相談ください。

iTi申請代理サービスのHPはこちら

2021年優秀味覚賞受賞製品8

2021年、iTi(iTQi)の水部門で

優秀味覚賞を受賞した製品をご紹介します。※画像は一例になります。

 

富士山の天然水

引用:iTi(iTQi)ホームページ

仙人秘水

引用:iTi(iTQi)ホームページ

財宝

引用:iTi(iTQi)ホームページ

しらせ

引用:iTi(iTQi)ホームページ

 

 

 

2021年は、全世界で37ヶ国153製品が受賞しました。

そのうち日本は、13社14製品が受賞しています。

受賞全体の約10%を日本が占めています。

 

水部門は、参加国も多く受賞製品も多い部門になります。

それだけ各国の注目が高く、力を入れている製品が多いとわかります。

 

2021年、受賞数が多い上位5ヶ国(37ヶ国中)をランキング形式にて、ご紹介します。

   1位 ギリシャ 18製品 3つ星11製品 2つ星7製品

   2位 スペイン 16製品 3つ星12製品 2つ星4製品

   3位 日本   14製品 3つ星  9製品 2つ星5製品

   3位 ドイツ  14製品 3つ星  8製品 2つ星6製品

   5位 韓国   12製品 3つ星  6製品 2つ星6製品

 

日本の受賞製品のうち、ペットボトルウォーターは10製品、ウオーターサーバーは4製品です。

 

日本の水道水は安全に飲めますが、飲食用としてペットボトルウォーターやウォーターサーバーを利用している人が多いのではないでしょうか。

 

ペットボトルウォーターやウォーターサーバーは手軽で美味しく衛生的です。

日本の飲食店で、お水の注文時に料金が発生することがありません。

注文しなくてもお水がでてきます。

浄水や水道水を利用しても安全で美味しいからです。

ですが、海外では注文しなければお水は出てきませんし、料金もかかります。

海外で安全に飲める水道水がある国は限られているからです。

 

日本の美味しい水が世界の飲食店やコンビニ、スーパーなどで売られることを想像してください。

お水は日本では無料でも、世界では需要があり自信を持って販売できるのです。

そのためにも、日本の水を世界に認知してもらう必要があります。

 

今年はエントリーがありませんでしたが、2019年は福島市水道局が販売している「ふくしまの水」が受賞しています。

福島水道局のように全国の水道事業体もペットボトルウォーターを手掛けている自治体が増えています。

そして、iTi(iTQi)の受賞を果たしている製品も増えてきています。

公益社団法人日本水道協会では、全国の各自治体が出している美味しいペットボトルウォーターを掲載しています。

 

弊社では、毎年iTi(iTQi)お水部門へのエントリー依頼があります。

お水部門へのエントリーの良いところは、常温での輸送が可能なので費用を抑えることができます。

 

まずは、お気軽にご相談ください。

知財のプロ、弁理士事務所の私たちがブランディングのお手伝いをします。

 

申請方法が分からない方は是非ご相談ください。

iTi申請代理サービスのHPはこちら