カテゴリー別アーカイブ: 2019年受賞製品

2019年優秀味覚賞受賞製品39

2019年にiTi(iTQi)の優秀味覚賞を受賞した製品をご紹介します。

富士山の天然水ペットボトル

引用:株式会社マーキュロップHP

株式会社マーキュロップ」が製造・販売する「富士山の天然水がiTi(iTQi)の3つ星を受賞しました。

株式会社マーキュロップは2004年(平成16年)3月8日設立でウォーターサーバー事業を主流としています。

富士山の天然水」はウォーターサーバー用の他、500㎖、2ℓのペットボトルで販売しています。

採水地は富士山の北麓、山梨県富士河口湖町(ふじかわぐちこまち)で国立公園内の地下223mの深井戸から汲み上げています。そのため、一切空気に触れることなく衛生的に汲み上げボトリングしています。

富士山麓の水源で最も高い標高1,030m地点で、採水地周辺は、河口湖をはじめとする富士五湖や、富士山からつながる原生林(国有林)など貴重な大自然に囲まれた地域で工場より高い位置には住宅や工場などの人工物がほとんどない立地です。

世界遺産であり、富士箱根伊豆国立公園内にある貴重な自然環境の中、環境保全のための厳しい基準をクリアしてお届けしているため、採水量に限りがあり際限のない生産はできないそうです。

 

品質と衛生管理、生産に取り組む姿勢に自信を持っている株式会社マーキュロップは消費者に直接確認してもらう機会を提供するため工場見学ツアーを実施しています。

だからこそ2012年にオープンした新工場には見学設備を備え「富士山の天然水」の生産の様子を見れるようにしました。
ホームページでも品質や衛生管理の高さを消費者が知ることができるよう工夫されていますが、iTi(iTQi)で3つ星受賞によって客観的に品質の高さや味の良さを証明し、工場見学ツアーの実施で自分で確認できるという安心感を消費者に与えています。

iTi(iTQi)のエントリーには金銭的負担がかかります。ですが、金銭的負担よりも消費者に客観的評価を開示することを優先しています。工場見学を実施するにも時間的にも金銭的にも負担がかかります。株式会社マーキュロップは消費者に安心してもらうため、自分で確認してもらうため見学設備の整った工場を建てました。それは時間的負担や金銭的負担よりも消費者に安心して製品を利用してもらいたいからです。

株式会社マーキュロップは消費者が知りたいことを的確にわかりやすく提供する方法を選んでいるように感じます。だからこそ設立15、6年でも堅実に認知度を上げ雑誌やテレビでも取り上げられています。最近では、2020年3月9日にテレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」で紹介され、2019年12月には雑誌「男の隠れ家」でも株式会社マーキュロップの製品が紹介されました。

 

「富士山の天然水」はiTi(iTQi)にエントリーしたことで、3つ星を受賞しました。世界に日本の天然水の味が高評価されたのです。そして、2013年から7年連続でエントリーし、連続で3つ星を受賞しました。美味しさを維持する安定性も客観的に証明され実績となりました。

今後も株式会社マーキュロップは消費者が知りたいことを的確にわかりやすく提供していくと思います。

その結果、エビアン (Evian) やVolvic(ボルヴィック)のようにブランド化された天然水として日本はもちろんのこと世界にも流通していくかもしれませんね。

iTi(iTQi)で連続3つ星受賞の実績があることから味はヨーロッパでも高評価なのは証明されています。しかも近年、日本の工場見学が外国人に注目されているそうです。

今後、「富士山の天然水」がブランド化されていくのが楽しみです。

 

 

 

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2019年優秀味覚賞受賞製品38

2019年にiTi(iTQi)の優秀味覚賞を受賞した製品をご紹介します。

宝喜の水

引用:株式会社ヤスオカHP

株式会社ヤスオカ」が製造・販売する「宝喜の水がiTiの3つ星を受賞しました。

iTi(iTQi)の初受賞は2007年です。モンドセレクションでも2007年から受賞しているようです。

「宝喜の水」は鳥取・因幡の地で採水された天然水です。隆起花崗岩の天然フィルターを長い年月を経て生まれたナチュラルミネラルウォーターで、原水がいいからこそ「できるだけ手を加えない」ことにこだわって非加熱で提供しています。

 

株式会社ヤスオカは板金工業店として1971年(昭和46年)に設立しました。その後、夢を抱いたそうです。

抱いた夢を叶えるまでのエピソードをホームページに下記のように紹介していました。

 

”「この地域に雪が積もらないのは、温泉があるからだ」

そんな言い伝えを信じたひとりの男がいた。

平成9年秋、県の許可を取り、温泉の掘削の準備に取りかかった。
油田用の掘削機で、工場の敷地の一角を、掘って掘って…。
500メートル掘っても、1000メートル掘ってもまだ出ない。それでも諦めずに闇雲に掘り進み、
平成10年9月、1300メートルまで掘り下げたとき、

「ウワァッ!出た出た!」「熱いぞ!」「温泉だ!」

歓声とともに、お湯が空高く噴き出した。男の熱い思いが、夢を叶えたのだ。
やっとの思いで掘り当てた温泉は、泉温が程良い47度。とてつもなく豊富な湯量。
源泉のお湯をそのままどんどん湯船に流し込み、あふれたお湯はそのまま流すという
「掛け流し」が可能な非常に素晴らしいものだった。

宝物を掘り当てた喜びと、地元の「宝木」という地名から「宝喜(ほうき)温泉」と名付けた。
さっそく工場の式との一角に施設を建てて夜間のみ開放したところ
「本当の意味での温泉の良さが味わえる」と大評判になった。

「もっと多くの方にこの素晴らしい温泉を味わっていただきたい」との思いから、
平成15年夏、「宝喜温泉館」の建設に踏み切った”

 

何を信じるかによって人生は大きく変わります。

夢を実現させた安岡さんが信じたことは「言い伝え」でした。

温泉の掘削は大変なことでしょう。費用も莫大な金額になります。(掘り当てるまでの距離にもよりますが1億近くはかかると考えられます)掘り当てられるまでの期間もわかりません。そして、必ず温泉が出る保証もありません。

ですが、安岡さんは「言い伝え」を信じ行動に移しました。

安岡さんの「信じる力の強さ」と「行動力」が夢の実現を果たしたのだと思います。

そして、体の中からキレイに体内浄化を願い「宝喜の水」の販売がスタートしました。

iTi(iTQi)やモンドセレクションへ「エントリーする」という行動を起こしました。

そして、「エントリーするという行動」を起こしたからこそ受賞しました。

「宝喜の水」が消費者に認知されたからこそ松下和弘著作の「だいわ文庫 ミネラルウォーター完全ガイド」の名水ベスト44でベスト10にランクインしました。

そして、「品質の高さ」や「美味しい味わい」を維持する力があることも連続受賞することで証明されました。

これも「継続してエントリーをする」という行動を起こしたから証明できることです。

当たり前ですが、消費者は安全なものを求めます。だからこそ第三者の機関の基準をクリアした製品を他消費者に薦めやすいのです。

安岡さんは信じる事に向かって行動を起こしています。

今後、どんな事を信じどんな夢を叶えていくのか楽しみです。

 

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2019年優秀味覚賞受賞製品37

2019年にiTi(iTQi)の優秀味覚賞を受賞した製品をご紹介します。

 

株式会社セイワリアルネットワーク」が製造・販売す「粋透水」 がiTi(iTQi)の3つ星を受賞しました。

粋透水の温泉スタンド

引用:株式会社セイワリアルネットワークHP

「粋透水」は福岡県糸島市の天然温泉水で、温泉スタンドという販売形態です。

ミネラル豊富な硬度66mgの軟水でpH6.4の中性水で温泉成分の「メタケイサン」と「ラドン」が含まれています。

 

今回iTi(iTQi)の3つ星を受賞した「粋透水」は2012年に2つ星を受賞し、それ以降連続受賞を維持しています。そして、企業努力で受賞維持、受賞のランクアップを成し遂げています。

シェフ・ソムリエ協会のメンバーであるプロの味の専門家集団によって審査されるiTi(iTQi)でランクアップすることは簡単にできることではないと思います。味の勝負の審査機関で、しかも素材は水です。

加工製品であれば調整ができることも水に調味料や香料は使いません。ミネラルウォーターであればミネラル成分を足し味の調整をすることもできますが、天然水となればできません。味に影響することでできることは、ろ過・加熱くらいです。

加熱によってミネラル成分が増減し味への影響がでるかは見解がわかれるところですが、ろ過具合によってミネラル成分をどれだけ残すかで味への影響があると想像します。

株式会社セイワリアルネットワークのホームページには

”あまり強い滅菌装置やフィルターなどで機械処理すると良い成分まで取り除いてしまい、ただの真水になるので、当社では10μのフィルターと紫外線滅菌処理によって、できるだけ源泉汲み立てに近い安心安全なおいしい水を提供しています。”

”蒸発残留物は主にミネラルの含有量を示し、量が多いと苦み・渋みが増し、適度に含まれるとコクのあるまろやかな味となります。粋透水は、蒸発残留物180mg/kgで適度にコクのあるまろやかな味わいです。
厚生労働省「おいしい水研究会」では、蒸発残留物30mg~200mgがおいしいとされています。”

と、「粋透水」の安全性と美味しさのバランスの記載をしています。

株式会社セイワリアルネットワークの「粋透水」はミネラル成分のバランスのとり方を追求してiTi(iTQi)受賞のランクアップを果たしたのだと思います。

iTi(iTQi)受賞のランクアップするために必要なことはあきらめないことです

製品の向上を目指し追求し続けたこと。

そして、iTi(iTQi)にエントリーし続けたこと。

この2点が株式会社セイワリアルネットワークの「粋透水」がiTi(iTQi)受賞のランクアップできた理由だと思います。

iTi(iTQi)に2012年からエントリーし続け、製品の向上を目指し追求し続けたおかげで連続受賞を果たした結果、Crystal Taste Award (クリスタル味覚賞)も受賞しています。

その結果、製品を認知してもらえる機会も増え売上が伸びていきます。2012年「TVガイド」2016年「ぐるーり糸島3」の雑誌の掲載の他、雑誌「外戸本」や情報誌やラジオにも取り上げられています。

羨ましいですね。それもあきらめない企業努力があったからこそだと思います。

 

 

 

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2019年優秀味覚賞受賞製品36

2019年にiTi(iTQi)の優秀味覚賞を受賞した製品をご紹介します。

和のしずく富士吉田

引用:プレミアムウォーター株式会社ホームページ

プレミアムウォーター株式会社」が製造・販売する「和のしずく富士吉田がiTi(iTQi)の3つ星を受賞しました。

プレミアムウォーター株式会社はウォーターサーバーをレンタルし、ご自宅までお水を宅配(定期配送)するサービス会社で5つのブランド(プレミアムウォーター、和のしずく、クリティア、iDEAL WATER、日美水)を取り扱っています。2019年はそのうちの2つのブランド「プレミアムウォーター」から5つ「和のしずく」から4つが受賞しています。

2つ星 プレミアムウォーターから「富士吉田「金城」「朝来」「南阿蘇」

    和のしずくから「金城」「南阿蘇」

3つ星 プレミアムウォーターから「北アルプス」

    和のしずくから「富士吉田」「朝来」

以前、上記ブランド以外に「クリティア」も受賞しています。

 

採水地は厳選された5か所で製品名になっています。ホームページ記載の採水地と天然水の特徴をご紹介します。

「富士吉田」硬度25㎎ ph値8.3(1000mlあたり)

 富士吉田の原水は、富士山麓の地下約200mにある「玄武岩地層」によって60年以上もの長い年月をかけてじっくりろ過された自然の恵みそのままのおいしさを持つナチュラルミネラルウォーターです。
天然水には4大ミネラル成分「カルシウム」「マグネシウム」「カリウム」「ナトリウム」が理想的なバランスで含まれており、その他にも「バナジウム」「亜鉛」が溶け込んでいるのが特徴です。

「北アルプス」硬度29㎎ ph値7.1(1000mlあたり)

北アルプスの天然水の採水地である長野県大町市は、3,000m級の北アルプス山岳が連なる北アルプス一番街。清らかで澄んだ湧水は水道水としても使われています。降雪量が多く、雪解け水が5つの砂岩層を通ってろ過され、長い時間をかけてミネラルが溶け込んだ天然水です。

地下約200mよりくみ上げられたお水は、硬度29mg/Lで飲みやすく、4大ミネラルのほかに、皮膚や毛髪など体の様々な部位に含まれる「シリカ」、硫酸塩と呼ばれる「サルフェート」が含有されています。

「朝来」硬度41㎎ ph値7.5(1000mlあたり)

朝来の天然水は、中国山地の東部に位置する1,000m級の山々に囲まれた水源地で採水しております。市域の約84%を森林が占めており、朝来市の山々を形成する花崗岩、変成岩、安山岩、流紋岩などの様々な岩質が連なる地層によって、じっくりとろ過されます。

地下約80mよりくみ上げられた天然水には、4大ミネラルのほかに、「シリカ」「サルフェート」が含有されています。

「金城」硬度83㎎ ph値8.0(1000mlあたり)

金城の採水地は、中国山地山麓の島根県浜田市金城 (かなぎ)町。県土の8割を森林が占めている島根県は、降水量が豊富で豊かな自然が今もそのまま残されています。中国山地山麓に降った雨水が、森林の土壌による浄化を経て、地中深くに浸透し、ろ過作用の優れた花崗岩層に到達。長い年月をかけて、大自然のフィルターで不純物を取り除きながら、地下約700mの花崗岩の下でゆっくりろ過され、「炭酸水素イオン」「シリカ」「サルフェート」を含有しています。

「南阿蘇」硬度36㎎ ph値7.5(1000mlあたり)

熊本県南阿蘇村は阿蘇カルデラ南部に位置し、毎分60トンといわれる湧水が地底から吹き上げられている「水の里」として知られています。南阿蘇のブナの森に降った雨は、地表を覆う厚いブナの葉土に貯えられ、長い年月をかけて地下に浸透。そして、南阿蘇の大自然が育む森林土壌のフィルターにより不純物が取り除かれ、自然ろ過された清らかな天然水です。4大ミネラルのほかに、「シリカ」を含有しています。

 

採水地によって水質やミネラル成分に違いがあります。

「プレミアムウォーター」と「和のしずく」は非加熱処理にこだわり、口当たりの良さやまろやかさを楽しめる天然水となっています。

プチ旅行気分で採水地に想いを馳せながら水を飲むのも楽しいですね。

 

 

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2019年優秀味覚賞受賞製品35

2019年にiTi(iTQi)の優秀味覚賞を受賞した製品をご紹介します。

 

仙寿の水

引用:株式会社健康家族ホームページ

「株式会社健康家族」が製造・販売す「仙寿の水」 がiTi(iTQi)の2つ星を受賞しました。

2014年から6年連続受賞し、iTi(iTQi)の優秀味覚賞以外にモンドセレクションの金賞を5年連続受賞しています。

「仙寿の水」は水素水です。

水素は地球上で一番小さな分子で、通常の水にはほとんど含まれていないため特別な方法で水の中に溶かし込んだものを水素水と呼びます。

水素水は、有害な悪玉活性酸素だけを体外へ出すという、ほかの抗酸化物質にはない特性を持っているので活性酸素の除去に非常に役立つアイテムとして注目を集めています。現代の病気である生活習慣病や、美容的な老化現象の原因の9割は、活性酸素によるものと言われ、呼吸するだけで発生しストレスや紫外線、暴飲暴食、喫煙などでも発生します。その活性酸素を水素水が除去してくれる言われれば試してみたくなりますよね。

 

水素は空気中に抜けやすいため、飲み方によって十分に摂取できないことがあります。

ペットボトルは、水素水は通り抜けてしまうという特徴がありペットボトル入りの水素水の水素の濃度はほぼ0といわれているそうです。アルミ缶は、缶内にある空気に水素が逃げてたまってしまうため、栓を開けた瞬間に水素が空気中に飛び出してしまいます。そのため高濃度の水素を体内に取り込むことはできないそうです。コップは約20分で空気中に逃げてしまうそうです。

「仙寿の水」は水素を逃がしにくいアルミ内蔵スパウト(特許製法)の容器を使用しています。他にも4層構造のアルミパウチを使用し気密性を高め水素を逃しづらくしているそうです。

 

「仙寿の水」に使用されている水は、国立公園に指定された霧島錦江湾国立公園北部で採れる天然水(硬度54mg/l)で地下110メートルから汲みあげています。さらに“3段階のろ過”を行い、品質に磨きをかけている他、日本でも数少ないミネラル成分「サルフェート」が豊富に含まれているそうです。

サルフェートは二日酔いの代表的な原因と言われている『アセトアルデヒド』を身体の外に排出してくれる働きがあります。高い利尿作用があるため体内より有毒化合物を排出するデトックス効果が期待でき、体内の水銀やアンモニアなどの毒素を体外に出してくれるため、病気を防いでくれるそうです。さらには、新陳代謝を高めて細胞の働きを活性化する働きや便通をよくするなどの作用があるとされています。

 

水に含まれるミネラル成分によって味の違いや舌触り、期待する効果も違ってくると思います。毎日摂取する水だからこそ使い方を上手に使い分けたいと考える人も多いと思います。水道水で十分と思う方もいれば、飲食用とお風呂などの生活用水でわけている方、飲料水や生活用水でも場面等によって使い分けている方もいることでしょう。自分に合ったスタイルで上手に水と付き合いたいですね。

 

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2019年優秀味覚賞受賞製品34

2019年にiTi(iTQi)の優秀味覚賞を受賞した製品をご紹介します。

一富士500mlボトル

引用:大協プラス株式会社ホームページ

大協プラス株式会社」が製造・販売す「一富士がiTi(iTQi)の3つ星を受賞しました。

2015年から5年連続の3つ星受賞です。

 

製品の特長を大協プラス株式会社のホームページで下記のように記されています。

”「一富士」は、名峰富士を形成する玄武岩層で長い年月をかけて濾過された天然水を充填しています。
バナジウムをはじめとする天然ミネラルをバランス良く含むまろやかな味わいの飲みやすいナチュラルミネラルウォーターです。緑茶や紅茶コーヒー、ウイスキーや焼酎の水割り、炊飯や煮物の料理に、乳児のミルク用に、災害時の保存飲料水にも最適です。”

”その製造工程では徹底した衛生管理のもと、「加熱処理」をしています。とてもまろやかで飲みやすい軟水だから大人はもちろん、赤ちゃんのミルク用としても最適で安心です。”

 

フレーズによって印象が変わるのもおかしいのかもしれませんが、「乳児のミルクにも最適」のフレーズがあると安心感が増すのは不思議な効果ですね。

採水地は静岡県富士市で硬度は47mg/L(軟水)、pH8.1の弱アルカリ性の天然水でバナジウムをはじめとする天然ミネラルをバランス良く含んでいるそうです。

採水地によって水質やミネラル成分が変わるので適す使い方も変わってくると思います。

雨水が山々でろ過され地層によってミネラルが溶け出し色々な天然水ができます。一つの山でも採水場所が変わればミネラル成分は変わるのか気になってきますね。

一般社団法人日本ミネラルウォーター協会というサイトを見つけました。

ミネラルウォーターに関する統計などを公開しています。

都道府県別生産数量の推移を見てみると生産数量が多い順に

1位、山梨県(生産数量全体の約40%)

2位、静岡県(生産数量全体の約15%)

3位、鳥取県(生産数量全体の約10%)

でした。1位の山梨県と2位の静岡県は富士山の恩恵が大きいからだと考えられます。

 

ミネラルウォーターは農林水産省が定める「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」によって品名が4種に分けられています。

●ナチュラルウォーター
特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿、ろ過、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないもの

●ナチュラルミネラルウォーター

ナチュラルウォーターのうち鉱化された地下水(地表から浸透し、地下を移動中又は地下に滞留中に地層中の無機塩類が溶解した地下水(天然の二酸化炭素が溶解し、発泡性を有する地下水を含む)をいう。)を原水としたもの

●ミネラルウォーター
ナチュラルミネラルウォーターを原水とし、品質を安定させる目的等のためにミネラルの調整、ばっ気、複数の水源から採水したナチュラルミネラルウォーターの混合等が行われているもの

●ボトルドウォーター(飲用水)
ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター及びミネラルウォーター以外のもの

 

「ミネラルウォーター」をうたっている製品全てが天然水というわけではなく水道水や蒸留水、純水などにミネラル分を添加したものは、品名はボトルドウォーターだけどミネラルウォーターとして販売されていると初めて知り衝撃をうけました。

天然水に当てはまるのは、ナチュラルウォーターとナチュラルミネラルウォーターだけだそうです。

購入の時、品名がどうなっているのか気になってしまいます。

水の世界は奥深く面白いですね!

 

 

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2019年優秀味覚賞受賞製品33

2019年にiTi(iTQi)の優秀味覚賞を受賞した製品をご紹介します。

釜石鉱山株式会社」が製造・販売す「[仙人秘水がiTi(iTQi)の3つ星を受賞しました。

釜石鉱山株式会社は1979年3月2日に設立し、鉱泉水の製造販売・鉱山物化工品の製造販売・坑道及び地下利用研究受託業務を行っています。

 

ホームページで釜石鉱山の歴史を拝見すると、

1857年(安政4年)に本格的な鉱山開発が始まり製鉄所が作られ、1950年(昭和25年)に新山坑で銅鉱床が発見され銅の選鉱場も作られて鉄・銅併産体制が確立されました。1989年(平成1年)に鉱泉水(仙人秘水)の製造を開始しました。1992年(平成4年)には銅の採掘を終了し、翌年1993年(平成5年)には大規模な鉄鉱石の採掘を終了し、新鉱山・鉱泉水・地下空洞跡地利用の事業を展開したそうです。

釜石鉱山は100年以上にわたり、日本の製鉄の発展とともに歩み、鉄の町「釜石」を支えてきた歴史に色々な物語があったのだろうなと本や映画など探してみたくなりました。銅の選鉱場では最盛期には約3000人の人々が働いていたそうです。面白いストーリーが色々ありそうで想像するだけでワクワクしてきます。

 

釜石鉱山には、総延長1,000キロ・メートルを超える坑道と、東京ドーム25杯分にもなる巨大な採掘地下空洞が存在します。いくつもの階層に分かれた坑道が、まるで巨大な蟻の巣のように広がっているそうです。坑内はトロッコ列車「バッテリー・ロコ」で移動し、地下水力発電用のダムや「グラニット・ホール(地下音響実験室)」もあるそうです。グラニット・ホールはコンサートやレコーディングに利用されたそうです。

「仙人秘水」の水源はトロッコ列車で20分、大峰山(標高1,147m)の直下約600メートルに位置し、水源の上には磁鉄鉱の鉱床が存在する場所にあるそうです。

 

「仙人秘水」の説明としてホームページでは、

磁鉄鉱の鉱床をはじめ、石灰岩・花崗岩など様々な厚い岩盤を雨や雪が数十年の歳月をかけて通ることで研ぎ澄まされ、浸透した水が岩盤の裂け目からコンコンと湧き出します。
天然のフィルターを透して生まれた仙人秘水は日本でも数少ない弱アルカリ性のミネラルウォーターです。

この良質な水質を活かすために、加熱処理や殺菌など人的処理をいっさい加えずボトリングしております。(フィルターによるろ過除菌のみ)

と記載しています。

岩手の酒造メーカー三社でビール、日本酒、焼酎に原料として使われています。

数あるミネラルウォーターからお酒の原料に選ばれるとは誇らしいことだと思います。

日本のミネラルウォーターが何種類あるのか気になってきました。一つの山でも水源や採水地が数か所あると考えられるのでいくつあるのか脱線して日本の山の数を調べてみました。日本山岳会のホームページ「親子登山」のサイトのクイズには「25,000分の1の地形図に16,667の山が載っている」との記載があります。さらに、「地形図に載っていない山もある」との記載もあります。全ての山で採水できるわけではないと思いますが、10,000種類位あるかもしれませんね。想像すると面白く色々調べてみたくなります。親子登山のサイトは植物や動物、山での食事や妖怪など面白そうな内容で通勤中にゆっくり見たくなりました。

iTi(iTQi)の受賞製品は世界を広げてくれる製品が多く楽しくなります。

 

 

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2019年優秀味覚賞受賞製品32

2019年にiTi(iTQi)の優秀味覚賞を受賞した製品をご紹介します。

秩父天然水「満願」

引用:サン・グリーン株式会社ホームページ

「サン・グリーン株式会社」製造・販売する[秩父天然水 満願」 がiTiの3つ星を受賞しました。

サン・グリーン株式会社はオートキャンプ場や温泉スタンド、天然水の販売を行っています。

 

製品名になっている満願の由来をホームページでは

 

願いは必ず満ちる、すなわち満願である。秩父温泉満願の湯はここから名づけられたのです。

秩父で本格的温泉として湧出に成功した秩父温泉満願の湯は、浅間・富士火山からなる山中地溝帯線の石英閃緑岩の裂け目にそって長い年月をかけ地下数百メートルで育まれた最高の温泉です。

こんこんと湧き出る源泉はきわめて豊富であり、秩父礼場34番日澤山水潜寺地下深くの断裂がもたらしたロマンあふれる大地の恵みです。

自然の雪雨が幾重からなるこの山塊を数百メートル浸水するには一般的に、何千年もの歳月がかかると言われており、まさに悠久の時を刻み磨きぬかれた貴重な天然の資源です。」

 

と記載しています。

ただ製品名を聞くだけより名前の由来を知ると製品に対する意識が不思議と変わります。

製品に込められた想いを受け止めるからかもしれませんね。

単純ですが、飲んでみたくなります。

 

今回、3つ星を受賞した「秩父天然水 満願」は水素イオン濃度(ph)9.5と高アルカリなのが特徴です。

アルカリ水と聞くとなんだか良さそうなイメージをもちます。

調べてみると、アルカリ水のメリットが色々ありました。

酸性に傾いてバランスを崩した胃の神経部分を中和させてくれるので胃酸過多の改善効果や油汚れや皮脂汚れなど酸性の汚れ(コンロ回りなど)の掃除にも効果があります。お料理でも効果を発揮します。煮物に使えば素材の旨味がよくでたり、抽出力が高いので短時間でアクがたくさん抜くことができるそうです。消臭効果もあり、食事後の酸性に傾いた口内をアルカリ水でうがいするだけで、虫歯リスクや口臭予防になるそうです。ハミガキできない時でもアルカリ水で食後うがいするだけなら手軽にできそうです。

アルカリ水の作り方も調べてみると、重曹を入れて作る方法やレモンを入れて作る方法等いくつかありました。

作り方を知ったうえで日々を思い返してみると、「台所を重曹で掃除するときれいになるって聞いたなぁ」「飲食店のレモン入りの水って虫歯予防や口臭予防にもなっていたんだぁ」とスルーしていた日常に深みが増しました。

何気なく過ごしている日常ですが、少し目線を変えると色々な人の優しさや想いに気付きほっこりします。

イメージで良さそうと決めつけていたことを少しだけ調べての発見です。iTi(iTQi)受賞製品のおかげで世界観を広げるチャンスが増えました。

今回はアルカリ水のメリットにフォーカスしましたが、デメリットもありますので、飲みすぎに注意し、自分に適した使い方をお勧めいたします。

 

 

 

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2019年優秀味覚賞受賞製品31

2019年にiTi(iTQi)の優秀味覚賞を受賞した製品をご紹介します。

「株式会社桜島」製造・販売する「樵のわけ前117」 がiTiの3つ星を受賞しました。

2006年、iTi(iTQi)に初エントリーし1つ星を受賞しています。2007年、2008年は2つ星を受賞し、2009年に3つ星を受賞しました。当時の日本の天然水では初の3つ星受賞だったそうです。その後は、3つ星受賞を維持し続けています。

受賞ランクを上げ、3つ星受賞を維持し続けることは大変なことだと思います。

他にも、2006年からモンドセレクションも連続受賞し、2015年からはDLG食品競技会でも金賞を受賞しています。DLG食品競技会で日本の天然水の受賞は「樵のわけ前1117」が初受賞だそうです。

 

樵のわけ前

引用:株式会社桜島ホームページ

株式会社桜島がある鹿児島県垂水市は、名水の都で高隈山系に降る雨は、大地に濾過され、やがて名水となるそうです。その名水をはぐくむ高隈山系の麓を採水地にし「樵のわけ前1117」の工場を設け地下1117mの奥深くから汲みあげているそうで、偶然にも鹿児島を代表する活火山「桜島」の標高と同じです。

「樵のわけ前1117」はマグネシウム分が少なく、口当たりの良いナチュラルミネラルウォーターだそうです。

ホームページに記載があったのですが、お米を炊く際に使用するとお米が美味しく炊けるということです。美味しいお米を食べたいと思った時「お米ではなくお水を替えてください」とは新しい発想でした。

天然水はみんな同じ感覚がありましたが、ミネラル成分は各採水地によって変わり、お米への影響も変わるということに気づかせてくれる言葉でした。

「樵のわけ前1117」はお米に浸透しやすく、ふっくらと炊き上がるそうで試してみたくなりました。

知らない世界を知るのは楽しいです。世界を広げるキッカケになるiTi(iTQi)受賞製品が世界中の人々の目や手に留まるといいですね!

 

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2019年優秀味覚賞受賞製品30

2019年にiTi(iTQi)の優秀味覚賞を受賞した製品をご紹介します。

ふじの天然水さらり

引用:宅配水うるのん公式ページ

「株式会社 TOKAI」製造・販売する「富士の天然水 さらり」 がiTiの3つ星を受賞しました。他にも「朝霧のしずく」が3つ星、「朝霧のしずくマイルド」が2つ星を受賞しています。

iTi(iTQi)の水部門は183品が受賞しています。そのうちの30品が日本です。そして、日本受賞30品のうち3品が株式会社TOKAIの水になります。

「富士の天然水 さらり」はモンドセレクションも最高金賞を受賞しています。

「富士の天然水 さらり」は宅配ウォーターサーバーのお水です。

ここ20年ぐらいで一気に宅配ウォーターサーバーが普及したイメージです。

小さい頃は水を買うという意識はなく蛇口をひねれば水が出るからと思っていましたが、時代とともに水への意識が変わってきて、家庭によって浄水器や宅配ウォーターサーバーやミネラルウォーターを使い分けていたりと水道水だけの人が今では少ないように感じます。

水がただの水ではなく、味や風味、ミネラル成分等の付加価値が必要になっているのでしょうね。

世界から色々な水がエントリーされる中、日本の受賞30品はすべて3つ星か2つ星でした。

日本の水製品の素晴らしさを感じます。

以前、外国の方が「日本人は安全でおいしい水が水道水から飲めるのに水を買う」と言っていたのを思い出しました。世界には安全な水がないところもあります。水道水を届けることは出来ませんが、世界各国に安全で美味しい水が提供されるようになるといいと思います。

 

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