2020年からコロナの影響が世界各国に広がり、
iTi(iTQi)にはどのような影響があったのか、
2019年~2021年の受賞製品を比較してみましょう。
今回は甘いお菓子部門を比較してみます。
クッキーやビスケット、ウエハースやチョコ製品が多く受賞しています。
2019年は、洋菓子の受賞が多い中、お饅頭や最中、羊羹等の和菓子も受賞していましたが、2020年、2021年と和菓子の受賞が減っています。
日本の受賞数は、2019年50製品ですが、2020年の受賞数は、12製品に減っています。約三分の一以下の受賞です。
そして、2021年は、5製品となり、2019年の10分の1の受賞数になりました。
日本に限らず、甘いお菓子部門全体では、2019年136製品、2020年86製品と約4割の減少となっています。
そして、2021年は、21製品の受賞になっています。全体でも、2019年と比較するとかなり減少しています。
受賞数は減っていますが、2019年から連続受賞を果たしている製品もあります。
そして、2021年新規で受賞している製品もあります。
新規受賞製品は、チョコレートと飴の3製品でした。
コロナ渦にも負けず、連続受賞している製品は、「株式会社マツザワ」の「りんご乙女」と

引用:株式会社マツザワ
「株式会社あいの風(マツザワグループ)」「白えびチーズぱり」の2製品です。
「りんご乙女」は2011年にクリスタル賞を受賞し、
2015年にはダイヤモンド賞を受賞しています。
クリスタル賞やダイヤモンド賞は、
期間内に三ツ星を受賞した回数で授与されます。
・クリスタル賞 3年連続三ツ星受賞
・ダイヤモンド賞 10年間で7回三ツ星受賞
・アブソルート賞 25年間で20回三ツ星受賞
「りんご乙女」の受賞連続数は何年更新されていくのか楽しみです。
2021年は複数製品を受賞する企業が、甘いお菓子部門にはありませんでした。
2019年は1社で受賞する製品数が多く、最高9製品受賞した大手企業がありました。
他の部門では、数部門で合計10製品以上受賞している企業もあります。
企業の方針やブランディングによって、iti (iTQi)へのエントリーの仕方が変わります。
エントリーを迷われている方、まずは、目的を考えてみましょう。
例えば、製品開発や製品の評価を知るために、
iti (iTQi)にエントリーされる企業もあります。
iti (iTQi)では、受賞結果(官能評価結果)の他に、
オプションで官能評価結果報告書を依頼することが出来ます。
官能評価結果報告書は、製品についての評価コメントの他、
フード&ドリンクペアリング提案や審査員への質問もできます。
他に、製品の認知度を上げるために、
iti (iTQi)にエントリーされる企業もあります。
1度受賞すると、iti (iTQi)のロゴやラベル、商標等3年間使用できる
ライセンス権利が与えられます。
製品やホームページ、店舗等に利用し、iti (iTQi)のブランド力を利用し、
製品や企業の認知度を上げることができます。
他にも企業の目的に合ったやり方があります。
どんなやり方がいいのか、困った時にはご相談ください。
知財を守る弁理士が、皆さんの製品のブランド戦略のお手伝いをします。
私たちは協力できることがあります。
お気軽にお問い合わせください。
申請方法が分からない方は是非ご相談ください。
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