2021年優秀味覚賞受賞製品3

2021年にiTi(iTQi)のオイル・ビネガー部門で

優秀味覚賞を受賞した製品をご紹介します。

 

 

ゆず香

引用:戸塚醸造店HP

「戸塚醸造店」が販売する「ゆず香」が、

優秀味覚賞の3つ星を受賞しました。

 

戸塚醸造店は2005年(平成17年)に開業しました。

戸塚さんの前職は銀行員です。

元銀行員だった戸塚さんのお得意先回りのひとつに米酢工場がありました。

お得意先回りでは、色々な話を聞くそうです。高齢、後継者、重労働・・・。

そこで、人手不足を補うため、米酢工場を手伝っていた戸塚さん。

そして、米酢工場の先代の米酢への想いに惹かれ転職。

2000年(平成12年)から本格的に米酢作りの指導を受け、

2005年(平成17年)先代の心、酢酸菌を譲り受け戸塚醸造店を開業したそうです。

2008年(平成20年)iTi(iTQi)で今回受賞した「ゆず香」を発売。

発売から9年、2017年(平成29年)iTi(iTQi)で2つ星受賞。

2015年~2020年まで別製品でiTi(iTQi)の2つ星受賞しています。

そして、今回3つ星を受賞しました。

 

甕仕込みの純米酢作り、

昔ながらの醸造法にこだわり、

素材にこだわり、

1年半かけてじっくり作り上げていくそうです。

現在最新の技術を駆使してつくるお酢は、

最速8時間で出来上がるそうです。

 

2017年のiTi(iTQi)2つ星受賞から、

3つ星を受賞するまでの道のりは簡単なものではなかったと思います。

配合比を変えて味の調整をしているわけではないので、

風味を変えていくのは、難しいと思います。

戸塚醸造店は毎年改良を続け、ポイントを少しずつ上げてきたそうです。

それも、iTi(iTQi)の官能評価があったからこそだと思います。

 

官能評価結果では、味の第一印象や見た目、香りや味、食感や後味を評価してくれます。

オプションにはなりますが、

評価報告書では、製品のテイスティングしてのコメントや提案をしてもらえます。

後、製品の気になる問いへも3つまで返答してもらうことができます。

シェフとソムリエのコンクールやミシュランガイドやゴ・エ・ミヨなどの有名な機関で認められている審査員たちの評価を知る機会は滅多にありません。

世界で認められているシェフやソムリエの評価を製品改良に活かし、

製品の質を上げ受賞ランクも上げた戸塚醸造店。

結果、製品や店名の認知度も上げています。

認知されれば、自然に売上も上がっていきます。

受賞歴がある製品は、信頼度が高く贈答品にも選ばれます。

付加価値を付けられるので、値下げの価格戦争に巻き込まれることも防ぐことができます。

他製品との差別化付加価値がその製品のブランド力に繋がります。

 

企業の考え方によって、ブランド戦略も違うと思いますので、

まずは、お気軽にご相談ください。

知財のプロ、弁理士事務所の私たちがブランディングのお手伝いをします。

 

申請方法が分からない方は是非ご相談ください。

iTi申請代理サービスのHPはこちら

2021年優秀味覚賞受賞製品2

コロナ禍でもiTi(iTQi)で連続受賞している製品をご紹介します。

 

2021年、オイル&ビネガー部門で

株式会社キートス」が販売する「カシスの酢」が、

優秀味覚賞の3つ星を受賞しました。

2015年発売と同時にiTi(iTQi)で優秀味覚賞を受賞し、

2021年で7年連続受賞となります。

 

連続受賞する製品が増えましたが、2020年、2021年とコロナの影響もあり、

エントリーを控える企業も多い中、株式会社キートスは毎年エントリーし3つ星を受賞しています。

 

iTi(iTQi)にエントリーすることで、何が得られるのでしょうか。

 

・味の客観的評価を知ることができる

・味を客観的に分析してもらえる

・味覚評価を参考に製品改良ができる

・最高ランク3つ星の受賞の可能性がある

 

次に、iTi(iTQi)で受賞すると、何が得られるでしょうか。

 

・受賞により製品の良さを消費者に伝えやすくなる

・受賞により他製品との差別化がしやすくなる

・受賞歴により製品価値が高まる

・iTi(iTQi)のロゴや受賞マークのライセンス使用が3年間利用できる

・iTi(iTQi)のブランド力で宣伝効果が高まる

・授賞式での他企業との交流により刺激を受ける

 

最後に、株式会社キートスのように連続エントリーすることで、

何を手に入れられるのか考えてみましょう。

 

・受賞歴が増える

・品質を維持できていることを客観的に証明できる

・連続受賞によって消費者に安心感を与えやすくなる

・iTi(iTQi)のロゴや受賞マークのライセンス期間が延びる

・ライセンス期間延長のため、消費者への宣伝効果が長持ちする

・受賞ランクを上げる可能性が高まる

・連続受賞による特別賞が授与される

 

 

株式会社キートスの「カシスの酢」のように、

初エントリーから3つ星を受賞する製品もありますが、

最初は1つ星から徐々に受賞ランクを上げた製品もあります。

そして、株式会社キートスの「カシスの酢」は、

今年で7年連続3つ星を受賞しています。

定期的に変わるiTi(iTQi)の審査官にも変わらず、

3つ星を受賞し続けている「カシスの酢」の維持力に興味が湧きます。

大手企業でも受賞ランクを下げた製品があります。

そして、大手企業でもコロナ禍でエントリーを控えた製品もあります。

 

「カシスの酢」は、10年間で3つ星を7回受賞すると授与されるダイヤモンド味覚賞を今年授与されました。

そして、25年間で20回3つ星受賞ではアブソルート味覚賞が授与されます。

株式会社キートスの「カシスの酢」が、3つ星受賞歴をどこまで更新し続けるのか、とても楽しみです。

 

iTi(iTQi)へのエントリーには、費用がかかります。

ご自身でエントリーするには、時間と手間もかかります。

企業の考え方によって、エントリーの仕方も変わると思いますので、

まずは、お気軽にご相談ください。

知財のプロ、弁理士事務所の私たちがブランディングのお手伝いをします。

 

申請方法が分からない方は是非ご相談ください。

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2021年優秀味覚賞受賞製品1

2021年にiTi(iTQi)の甘いお菓子部門で優秀味覚賞を受賞した製品をご紹介します。

チョコ南部PREMUMタブレットチョコ

引用:株式会社小松製菓

 

株式会社小松製菓」が販売する「チョコ南部PREMIUM Tablet chocoがiTiの3つ星を受賞しました。

2020年はエントリーしていないようですが、2017年から3年連続3つ星を受賞し、2019年にクリスタル賞を受賞しています。

 

株式会社小松製菓の始まりは、1948年(昭和23年)に創業者の小松シキさんが個人で小松煎餅店を創業したことから始まりました。

1970年(昭和45年)に株式会社小松製菓と法人化し、

1975年(昭和50年)に岩手屋、2008年(平成20年)に株式会社タルトタタンを設立しています。現在は、従業員数250名超えの規模になっています。

1948年から小松煎餅店で始まり、2021年で73年の継続年数になります。

個人の小松煎餅店から22年で法人化し、株式会社小松製菓になってから51年、南部せんべい一筋で会社を大きくしてきました。

継続することで生まれるブランド力があります。

コツコツと地道な努力を続け、その先に目指すゴールがあります。

 

今回iTi(iTQi)で受賞した、チョコ南部PREMIUMの「tabletchoco」ですが、南部せんべいとチョコレートを組み合わせたお菓子です。

南部せんべいに馴染みのある人は、チョコレートとの組み合わせに違和感を感じた人もいるでしょう。

南部せんべいの認識を覆す大きなチャレンジに思えます。

ですが、iTi(iTQi)では3つ星を連続受賞しています。

洋菓子の本場のヨーロッパ、チョコレート大国と言われるベルギーの品評会で、日本のチョコレート製品が3つ星を受賞できることは、とても名誉なことだと思います。

これによって、南部せんべいとチョコレートの組み合わせに違和感を持った人でも1度は試してみたくなった人が増えたことでしょう。

そして、南部せんべいが苦手だった人もiTi(iTQi)の3つ星受賞とチョコとの組み合わせで食べたくなった人もいると容易に想像できます。

後、南部せんべいを知らない人もiTi(iTQi)の3つ星受賞で、食す人が増えたのではないでしょうか。

受賞歴のある製品は、手土産や贈答品にも選ばれやすい傾向にあります。

ホームページでiTi(iTQi)の受賞を掲載したり、パッケージやPOPに受賞ロゴをプリントすることによって、消費者にわかりやすく受賞を認知してもらうことが出来ます。

他製品との差別化、iTi(iTQi)のブランド力によっての製品の認知の向上にも繋がります。

そして、株式会社小松製菓のように、認識を変えるチャレンジの際にiTi(iTQi)の官能評価結果官能評価報告書は参考になります。

客観的な製品の味の評価を知る機会になります。

しかも、世界の味覚のプロ、シェフ・ソムリエ協会のメンバーのシェフやソムリエたちの評価を知ることができるのです。

客観的に製品の味の評価を知ることで、消費者の満足度に繋がる改良がしやすくなります。

iTi(iTQi)の審査官は毎年変わるので、チョコ南部PREMIUMの「tabletchoco」のように連続3つ星受賞を獲得している製品に、興味を持つ人は少なくないと考えられます。

あなたは自社製品の味の評価を知りたくはありませんか?

 

 

まずは、お気軽にご相談ください。

知財のプロ、弁理士事務所の私たちがブランディングの協力をします。

 

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2020年優秀味覚賞受賞製品13

2020年からコロナの影響が世界各国に広がり、

iTi(iTQi)にはどのような影響があったのか、

2019年~2021年の受賞製品を比較してみましょう。

 

今回は甘いお菓子部門比較してみます。

クッキーやビスケット、ウエハースやチョコ製品が多く受賞しています。

 

2019年は、洋菓子の受賞が多い中、お饅頭や最中、羊羹等の和菓子も受賞していましたが、2020年、2021年と和菓子の受賞が減っています。

 

日本の受賞数は、2019年50製品ですが、2020年の受賞数は、12製品に減っています。約三分の一以下の受賞です。

そして、2021年は、5製品となり、2019年の10分の1の受賞数になりました。

日本に限らず、甘いお菓子部門全体では、2019年136製品、2020年86製品と約4割の減少となっています。

そして、2021年は、21製品の受賞になっています。全体でも、2019年と比較するとかなり減少しています。

 

受賞数は減っていますが、2019年から連続受賞を果たしている製品もあります。

そして、2021年新規で受賞している製品もあります。

新規受賞製品は、チョコレートと飴の3製品でした。

 

コロナ渦にも負けず、連続受賞している製品は、「株式会社マツザワ」の「りんご乙女」と

りんご乙女

引用:株式会社マツザワ

「株式会社あいの風(マツザワグループ)」「白えびチーズぱり」の2製品です。

 

「りんご乙女」は2011年にクリスタル賞を受賞し、

2015年にはダイヤモンド賞を受賞しています。

クリスタル賞やダイヤモンド賞は、

期間内に三ツ星を受賞した回数で授与されます。

 

・クリスタル賞 3年連続三ツ星受賞

・ダイヤモンド賞 10年間で7回三ツ星受賞

・アブソルート賞 25年間で20回三ツ星受賞

「りんご乙女」の受賞連続数は何年更新されていくのか楽しみです。

 

2021年は複数製品を受賞する企業が、甘いお菓子部門にはありませんでした。

2019年は1社で受賞する製品数が多く、最高9製品受賞した大手企業がありました。

他の部門では、数部門で合計10製品以上受賞している企業もあります。

 

企業の方針やブランディングによって、iti (iTQi)へのエントリーの仕方が変わります。

 

エントリーを迷われている方、まずは、目的を考えてみましょう。

 

例えば、製品開発や製品の評価を知るために、

iti (iTQi)にエントリーされる企業もあります。

iti (iTQi)では、受賞結果(官能評価結果)の他に、

オプションで官能評価結果報告書を依頼することが出来ます。

官能評価結果報告書は、製品についての評価コメントの他、

フード&ドリンクペアリング提案や審査員への質問もできます。

 

他に、製品の認知度を上げるために、

iti (iTQi)にエントリーされる企業もあります。

1度受賞すると、iti (iTQi)のロゴやラベル、商標等3年間使用できる

ライセンス権利が与えられます。

製品やホームページ、店舗等に利用し、iti (iTQi)のブランド力を利用し、

製品や企業の認知度を上げることができます。

 

他にも企業の目的に合ったやり方があります。

どんなやり方がいいのか、困った時にはご相談ください。

知財を守る弁理士が、皆さんの製品のブランド戦略のお手伝いをします。

 

私たちは協力できることがあります。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

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2020年優秀味覚賞受賞製品12

2020年にiTi(iTQi)のスナック類・チップス部門で優秀味覚賞を受賞した製品をご紹介します。

萌ゆ八つ葉

引用:株式会社中央軒煎餅

 

 

株式会社中央軒煎餅」が販売する萌ゆ八つ葉がiTiの2つ星を受賞しました。

2012年にiTi(iTQi)に初エントリーし、2つ星を受賞しています。

そして、2012年には、他3製品(3つ星が2製品、2つ星が1製品)も受賞しています。

3年間のiTi(iTQi)のブランドライセンス終了後、2015年からは毎年エントリーしています。

そして、6年連続受賞しています。

 

「萌ゆ八つ葉のように、連続受賞をする製品が増えてきました。

連続受賞するには毎年、連続でエントリーする必要があります。

 

それでは、毎年エントリーすると、どんなメリットがあるでしょうか?

・受賞経歴が増えます。

・受賞ランクが上がる可能性がある。

・品質の維持力が客観的に証明されます。

・iTi(iTQi)のブランド力をライセンスでき、製品の宣伝効果が増します。

・3つ星を3年連続受賞すると「クリスタル味覚賞」、10年連続受賞で「ダイヤモンド味覚賞」、

 25年連続受賞で「アブソルート味覚賞」が授与されます。

 

では、逆に毎年エントリーすると、どんなデメリットがあるでしょうか?

・毎年エントリー費用がかかる。

・受賞ランクが落ちる可能性がある。

・自社で手続きを行う場合、毎年手間がかかる。

などがあります。

 

企業によって、ブランド戦略は様々です。

 

株式会社本中央軒煎餅は、2012年1度のエントリー、受賞で、

iTi(iTQi)のブランドライセンスを3年間宣伝に使用することができました。

このように、3年に1度エントリー、受賞を繰り返す企業もあります。

 

そして、株式会社本中央軒煎餅は、2015年から2020年まで6年連続受賞しています。

このように、連続受賞年数を伸ばしていく企業もあります。

継続することで消費者に与える信用や安心感があります。

 

後、株式会社本中央軒煎餅は、2015年にはiTi(iTQi)の受賞だけではなく、

モンドセレクションの最高金賞を受賞しています。

このように、ダブル受賞、トリプル受賞を目指す企業もあります。

 

でも、基本は1つ、周知されることが大前提になります。

 

どんなに良い製品でも、消費者に認知されなければ、製品の良さは伝わりません。

製品が認知され、それを継続していくことで、

ブランド力増していきます。

 

そのために、有名人のように知名度のある人を宣伝に起用します。

名も知れていない新人より、

知名度の高い有名人のほうが宣伝費用も高くなりますが、宣伝効果が高いです。

 

地域のフリーペーパーよりも、

全国規模の雑誌、世界規模の雑誌に取り上げられるほうが、

消費者の認知高まります。

それと同じように、iTi(iTQi)の知名度を宣伝の相乗効果に使うため、

連続受賞する製品もあります。

 

やはり、消費者にとって、受賞歴はわかりやすく魅力的です。

そして、受賞歴が多いほど製品に対する安心感が増します。

 

日本の製品は、品質が良く、連続エントリーで、受賞ランクを下げることは滅多にありません。

受賞ランクを上げた製品は、いくつもあります。

まずは、お気軽にご相談ください。

知財のプロ、弁理士事務所の私たちがブランディングの協力をします。

 

 

2020年優秀味覚賞受賞製品11

2020年にiTi(iTQi)の魚介類部門で優秀味覚賞を受賞した製品をご紹介します。

 

 

味海苔

引用:ニコニコのり株式会社HP

ニコニコのり株式会社」が販売する「味のり極がiTiの3つ星を受賞しました。

他にも「焼きのり極」が2つ星を受賞しています。

 

ニコニコのり株式会社は大正10年に山徳商店として営業を開始し、

昭和2年から「ニコニコのり」ブランドで、味海苔を提供し続けてきました。

 

着実に会社を大きくし続けて、創業75周年の平成8年に、

全国加工海苔品評会の味付海苔部門で「極」が水産庁長官賞を受賞しました。

その後、平成14年には、九州工場 ISO9001認証登録。

平成21年には、「味極8袋」が「世界が認める輸出有望加工食品40選」に入選。

平成22年には、「味極6袋」「焼極10枚」がモンドセレクション金賞受賞。

同年、「有明産一番摘原料使用焼のり」が第19回全国加工海苔品評会 全海苔漁連連合会長賞受賞。

翌年の平成23年には、「味極シリーズ(6袋8袋4束・64枚卓上タイプ・卓上用)」と
「焼極シリーズ(5枚・10枚)」がiTQi優秀味覚賞受賞。

同年、「有明産塩のり3切30枚」がMart読者が選ぶ新製品グランプリ4位(加工食品部門)に入選。

平成26年には、全国加工海苔協同組合連合会主催による

第20回全国加工海苔品評会焼海苔の部にて大阪府知事賞を受賞。

平成27年には、九州工場 FSSC22000/ISO22000認証登録。

同年、おにぎらずブームで「瀬戸内海産おにぎらず塩のり10枚」が

日本食糧新聞社制定「平成27年度 優秀ヒット賞」を受賞。

平成28年、当社家庭用商品14アイテムを対象としてハラール認証を取得。

令和元年には、「焼極10枚」「味極6袋」がモンドセレクション10年連続受賞により

「クリスタル・プレステージ・トロフィー」を受賞。

 

これまで、数々の受賞や認証を受け、製品の安全性や認知度を高めてきました。

昭和2年から「ニコニコのり」というブランドで味海苔を提供し続け、

昭和61年に「ニコニコのり」のシンボルマークが開発されました。

今では、18種の商標を保持し、自社のブランドを守っています。

 

製品の認知度を高める方法は様々あります。

 

ニコニコのり株式会社は、商標でブランドを守り、

数々の品評会で受賞や認証を受けるための努力を惜しまず、

継続してきました。

 

”継続は力なり”

 

ニコニコのり歴史に触れると、継続の素晴らしさを改めて感じます。

 

今回、iTi(iTQi)の受賞も連続受賞です。

モンドセレクションも10年連続受賞を果たしていますが、

iTi(iTQi)の受賞記録も何年果たすのか楽しみです。

 

 

知財のプロ

日本初地理的表示登録成功させた弁理士ブランド化に向けて、

 

お手伝いします。

 

 

私たちには協力できることがあります。

お気軽にお問い合わせください。

2020年優秀味覚賞受賞製品10

年はコロナの影響が世界各国に広がりiTi(iTQi)には、

どのような影響があったのか2019年の受賞製品と比較してみましょう。

 

今回は魚介類部門を比較してみます。

魚介類部門は、生鮮魚介類の他、オイル漬けや缶詰、冷凍食品や海苔、魚介ソース等の調味料が受賞しています。

 

2019年、日本の受賞製品は12製品ですが、

2020年の受賞数は、8製品で、4製品の減少になります。

 

海外も合わせ全体の受賞数で比較すると、2019年の受賞数は72製品、

2020年の受賞数は70製品で、2製品減少しています。

 

約3%の減少ですので、全体の受賞数の変化は少なかったようです。

受賞製品の内容に、変化があるのか調べてみました。

 

去年は、生鮮魚介類が31製品と全体の約43%でしたが、

今年は、26製品で全体の約37%と減少しています。

 

2019年の日本の受賞製品は、オイル漬け佃煮

海苔ウナギのかば焼きカキフライ明太子です。

2020年の日本の受賞製品は、佃煮海苔ウナギのかば焼き明太子です。

 

2019年、2020年と連続受賞している製品は、3製品でした。

ニコニコのり株式会社の2製品と、勝木食品工業株式会社の1製品です。

 

そして、今年はコロナの影響もありながらも、

5製品新規で受賞しています。

冷凍食品や冷蔵食品等、温度管理が必要な食品の海外輸送は

費用を抑えずらく、余裕がない時はiTi(iTQi)へのエントリーが難しいものです。

ですが、常温可能な製品であれば輸送費用は高いものではありません。

 

日本は島国で海産物が美味しいです。

そして、長期保存する加工技術も素晴らしいです。

 

個人的には、海産物の珍味が海外で、

どのような評価を受けるのか気になります。

 

噛めば噛むほど味わい深い珍味を、

海外の方々にも知ってもらいたいと思っています。

 

フグのひれ酒も海外では、

どのような反応を示すのか興味があります。

 

自社製品に対し、どのような反応があるのか興味のある方は、

iTi(iTQi)へのエントリーを検討してみてはいかがでしょうか?

 

審査員は、権威あるシェフ・ソムリエ協会のメンバーで、

200人以上の最高のシェフとソムリエで構成され、

20カ国以上の多国籍集団です。

 

プロの味の専門家集団が、

5つの国際官能分析基準 (AFNOR XP V09A)基づく体系的なアプローチに従い、

第一印象外観香り食感 (食品) または後味 (飲料品)

官能品質について評価します。

 

官能分析グラフによって、評価を知ることができ、

今後の製品開発に役立ちます。

 

自社製品が海外でどのような評価を受けるのか興味のある方は、

1度iTi(iTQi)のエントリーをお考え下さい。

知財を守る弁理士が、お手伝いをします。

 

私たちは協力できることがあります。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

申請方法が分からない方は是非ご相談ください。

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2020年優秀味覚賞受賞製品9

2020年にiTi(iTQi)の肉・肉加工食品部門で優秀味覚賞を受賞した製品を一つご紹介します。

 

ベーコン

引用:㈱エーデルワイスファームHP

 

株式会社エーデルワイスファーム」が販売する「薪・炭火仕上げベーコンがiTiの3つ星を受賞しました。

 

去年からの連続受賞になりますが、去年は2つ星の受賞でした。今年は3つ星の受賞と、受賞ランクを上げています。

 

「薪・炭火仕上げベーコン」ですが、元々は、家族で楽しむために色々手作りしていたものの一つです。

バターやチーズ、ハムやベーコン、ソーセージ、ローストチキンや、

 

味噌や納豆、小麦からパンやビスケット。

 

羊から刈り取った毛ではセーターも手作りしていたそうです。

 

売ることを目的とせず、両親からから受け継いだ作り方で手造りしていたハム・ベーコンが、

 

1985年、ホテルシェフの間で噂となり、

 

札幌グランドホテル料理長から「すぐにでも商品にしてほしい」と強く要請されたことが、

きっかけとなり、1986年に初めて世に出ることになったそうです。

 

安全で美味しい本物の味にこだわり、半世紀以上家族で楽しんできたものが商品となり、

 

売上を上げるようになります。

 

安全で美味しい本物の味にこだわり採算度外視で作り続けた商品です。

 

材料代も時間も手間もかけた商品は、

 

当時の北海道では、高すぎて受け入れられなかったようです。

 

ギフト催事と試食販売をきっかけに、

 

今では知る人ぞ知る隠れた逸品として、

 

テレビや雑誌、新聞に取り上げられるようになったそうです。

 

そして、当初、高すぎて受け入れられなかった商品が、

 

贈答やおもてなしなどに利用されるようになったのです。

 

消費者の立場からは、正直安いほうが手が出しやすいです。

 

ですが、消費者もバカではありません。

 

一番は、消費者の満足感をどれだけ満たせるか重要になると思います。

 

値段だけに比重を置いて、製造や材料などこだわりを曲げるより、付加価値をつけ

 

商品の価値を上げることで、消費者の満足度を高めることがあります。

 

本当に良いものをお得に購入できることが、消費者の満足度を高め

 

リピートにつながると株式会社エーデルワイスファームの創業者野崎氏は信じていたのでしょう。

 

だからこそ、高すぎて売れずとも「安全で美味しい本物の味」にこだわり続け、

 

今では高くても選ばれる商品となり、テレビや雑誌、新聞に取り上げられるのです。

 

「薪・炭火仕上げベーコン」のように商品価値を下げず、

 

消費者に認知される付加価値を付けたいと思った時、

 

食品のミシュランガイド」と言われるiTi(iTQi)での

 

受賞が役に立つと思います。

 

iTi(iTQi)とは、ベルギーのブリュッセルに本部を置く国際味覚審査機構によって開催され、

 

ソムリエやシェフが、食品や飲料水の味を審査し、受賞ランクを認定します。

 

「薪・炭火仕上げベーコン」のように、受賞ランクを上げるのは大変なことです。

 

2019年から2020年と連続受賞している商品は、日本で103個あります。

 

そのうち、95個が受賞ランクを維持しています。

 

「薪・炭火仕上げベーコン」のように、受賞ランクを上げた商品は、

 

他には2個だけでした。それは、改めて紹介したいと思います。

 

5個の商品は、受賞ランクを落としてしまいました。

 

受賞していない商品は公表されないので、

 

1つ星受賞から受賞外の商品もあるかもしれません。

 

大手飲料メーカーも今回、受賞ランクを落とした商品があります。

 

そのような iTi(iTQi)で、受賞することは、商品の付加価値を高めることになります。

 

審査は、厳格な審査方法に従い、無言の中、目隠し方式で行われます。

 

だからこそ、知名度やブランド力に左右されることなく、味だけで勝負できます。

 

あなたの商品価値を高める1つの方法として、

 

iTi(iTQi)を利用してみてはいかがでしょうか?

 

知財のプロ

日本初地理的表示登録成功させた弁理士ブランド化に向けて、

 

お手伝いします。

 

 

私たちには協力できることがあります。

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2020年優秀味覚賞受賞製品8

2020年にiTi(iTQi)の肉・肉加工食品部門で優秀味覚賞を受賞した製品を一つご紹介します。

 

やまと豚

引用:株式会社フリーデンHP

株式会社フリーデン」が販売するやまと豚がiTiの3つ星を受賞しました。

 

2015年より6年連続3つ星受賞しています。

 

2020年は、「やまと豚」の他にも、「やまと豚骨付きハム」が3つ星受賞しています。

 

その他、お肉やベーコン等加工製品4つが、2つ星受賞しています。

 

 

株式会社フリーデンは、日本で初めて

 

多頭養豚システムを確立させた企業養豚パイオニアです。

 

1960年、曽我の家養豚株式会社を設立し、

 

施工から1年で1000頭規模に、

 

1965年には5000頭規模と成長しています。

 

ちなみに、1961年、国内の養豚農家戸数が102万9900戸で過去最高を記録し、

 

この年の豚飼養頭数は260万3590頭。

 

1戸当たりの飼養頭数はわずか2.5頭だそうです。

 

この時代に、1000頭から5000頭規模の養豚場は、

 

とてつもない偉業だったことでしょう。

 

創業人たちは、多頭繁殖事業の実現に向け、

 

養豚視察団を結成して渡米し、アメリカをモデルに、

 

1965年には清川種豚センターが設立。

 

日本で初めての多頭繁殖のチャレンジが始まりました。

 

アメリカで成功したシステムを、日本に適応させるために試行錯誤を繰り返し、

 

何とか多頭繁殖を軌道に乗せ、1969年に、日本で初めてデュロック種を輸入。

 

(1973年、アメリカで当時として世界最高値の3万ドル(当時のレートで1000万円以上)でデュロック種を競り落としました。)

 

WHDという三元交配による肉豚生産の試みを始め、日本の豚の肉質を大きく改善されたそうです。

 

そして、育種改良を繰り返し、2001年には、ブランド豚「日本の豚 やまと豚」を生み出しました。

 

ブランド肉の品質を維持するには、種付け、分娩、体調管理、衛生管理等、

 

消費者には見えない並々ならぬ日々の努力があってこそです。

 

豚は非常にデリケートな動物のため、

 

衛生状態が悪いとストレスにより病気にかかりやすく、

 

定期的な豚舎洗浄・ワクチン接種が必要になるそうです。

 

そして、交配によって肉質をコントロールし、やまと豚の品質を維持しています。

 

そうような日々の企業努力の元、「食品のミシュランガイド」と言われるiTi(iTQi)で、

 

株式会社フリーデンの「やまと豚」が、3つ星6年連続受賞しました。

 

iTi(iTQi)とは、ベルギーのブリュッセルに本部を置く国際味覚審査機構によって開催され、

ソムリエやシェフが、食品や飲料水の味を審査し、受賞ランクを認定します。

 

 

ホームページには、受賞のこと次のように記載してあります。

 

「2017年、「やまと豚」は、総合評定90.5、うち味覚評定は95.0という高得点で三ツ星を獲得。

 2015年から3年連続の受賞により、Crystal Taste Award (クリスタル味覚賞) が贈られました。

 これは、国産豚肉で初の快挙です。」

 

 

養豚場のみなさま

 

株式会社フリーデンのように、豚肉をブランド化し、世界に広めませんか?

 

知財のプロ

日本初地理的表示登録成功させた弁理士ブランド化に向けて、

 

お手伝いします。

 

 

私たちには協力できることがあります。

お気軽にお問い合わせください。

2020年優秀味覚賞受賞製品7

今年はコロナの影響が世界各国に広がりiTi(iTQi)にはどのような影響があったのか2019年の受賞製品と比較してみましょう。

 

今回は肉・肉加工食品部門を比較してみます。

生肉よりも加工食品が多いようです。

ベーコンやハム、生ハムやソーセージ、サラミ等です。

 

2019年、日本の受賞製品は19製品ですが、

2020年の受賞数は、11製品に減っています。約40%の減少です。

 

全体の受賞数で比較すると、2019年の受賞数は105製品、

2020年の受賞数は89製品と16製品の減少、約15%減っています。

 

日本の約40%受賞数の減少に比べると、全体での影響は少なく感じますね。

単純にコロナだけの影響ではないと思います。ですが、コロナの影響があったのも事実だと思います。

 

肉加工食品といえば、どちらの国をイメージされますか?

 

受賞数の多い上位5位までは下記のようになります。

 

2019年 1位 20製品 アイルランド

    2位 19製品 日本

    3位 16製品 スペイン

    4位 11製品 ギリシャ

    5位 10製品 ベルギー

 

2020年 1位 20製品 アイルランド

    2位 18製品 スペイン

    3位 11製品 日本

    4位  9製品 ギリシャ

    5位  8製品 台湾

 

ハムやソーセージなど、ヨーロッパが本場のイメージがありましたが、日本や台湾などアジアの受賞が意外に多いことに気付きました。

 

受賞ランクも負けてはいません。

 

1位のアイルランドは去年と同じ受賞数です。

アイルランドの受賞20製品は、6製品が3つ星受賞、14製品が2つ星です。

 

2020年、日本の受賞ランクは、3つ星4製品、2つ星7製品です。

 

エントリー数が少ないと受賞数を上げることができません。

 

そして、受賞ランクを上げることもできません。

 

iTiへのエントリーを迷われている方、1度試してみる価値はあると思います。

 

日本の製品が、高ランク受賞する可能性はあります。

 

その際、何製品エントリーをするのかによってブランディング効果は変わってくると想います。

 

1社で何製品かエントリーする方が多いですが、1位のアイルランド20製品は1社です。

1社で20製品の受賞は、とても多いです。

 

日本では2020年、神奈川県にある株式会社フリーデンが6製品受賞しています。

 

2019年は、株式会社フリーデンは5製品の受賞、この他に滋賀県の大吉商店株式会社が5製品受賞しています。

 

他に、日本メープルリーフフーズ株式会社が2製品の受賞、後は1社1製品の受賞です。

 

1製品エントリーするメリットもありますし、数製品エントリーするメリットもあります。

企業の方針に合った、さまざまなやり方があります。

 

どんなやり方がいいのか、困った時にはご相談ください。

知財を守る弁理士が、皆さんの製品のブランド戦略のお手伝いをします。

 

私たちは協力できることがあります。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

申請方法が分からない方は是非ご相談ください。

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