2021年にiTi(iTQi)のオイル・ビネガー部門で
優秀味覚賞を受賞した製品をご紹介します。

引用:戸塚醸造店HP
優秀味覚賞の3つ星を受賞しました。
戸塚醸造店は2005年(平成17年)に開業しました。
戸塚さんの前職は銀行員です。
元銀行員だった戸塚さんのお得意先回りのひとつに米酢工場がありました。
お得意先回りでは、色々な話を聞くそうです。高齢、後継者、重労働・・・。
そこで、人手不足を補うため、米酢工場を手伝っていた戸塚さん。
そして、米酢工場の先代の米酢への想いに惹かれ転職。
2000年(平成12年)から本格的に米酢作りの指導を受け、
2005年(平成17年)先代の心、酢酸菌を譲り受け戸塚醸造店を開業したそうです。
2008年(平成20年)iTi(iTQi)で今回受賞した「ゆず香」を発売。
発売から9年、2017年(平成29年)iTi(iTQi)で2つ星受賞。
2015年~2020年まで別製品でiTi(iTQi)の2つ星受賞しています。
そして、今回3つ星を受賞しました。
甕仕込みの純米酢作り、
昔ながらの醸造法にこだわり、
素材にこだわり、
1年半かけてじっくり作り上げていくそうです。
現在最新の技術を駆使してつくるお酢は、
最速8時間で出来上がるそうです。
2017年のiTi(iTQi)2つ星受賞から、
3つ星を受賞するまでの道のりは簡単なものではなかったと思います。
配合比を変えて味の調整をしているわけではないので、
風味を変えていくのは、難しいと思います。
戸塚醸造店は毎年改良を続け、ポイントを少しずつ上げてきたそうです。
それも、iTi(iTQi)の官能評価があったからこそだと思います。
官能評価結果では、味の第一印象や見た目、香りや味、食感や後味を評価してくれます。
オプションにはなりますが、
評価報告書では、製品のテイスティングしてのコメントや提案をしてもらえます。
後、製品の気になる問いへも3つまで返答してもらうことができます。
シェフとソムリエのコンクールやミシュランガイドやゴ・エ・ミヨなどの有名な機関で認められている審査員たちの評価を知る機会は滅多にありません。
世界で認められているシェフやソムリエの評価を製品改良に活かし、
製品の質を上げ、受賞ランクも上げた戸塚醸造店。
結果、製品や店名の認知度も上げています。
認知されれば、自然に売上も上がっていきます。
受賞歴がある製品は、信頼度が高く贈答品にも選ばれます。
付加価値を付けられるので、値下げの価格戦争に巻き込まれることも防ぐことができます。
他製品との差別化、付加価値がその製品のブランド力に繋がります。
企業の考え方によって、ブランド戦略も違うと思いますので、
まずは、お気軽にご相談ください。
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