受賞歴は2021年にiTi(iTQi)のコーヒー部門で
優秀味覚賞を受賞した製品の背景を見てみましょう。

引用:iTi(iTQi)ホームぺージ
今回、事例としてご紹介するのは、「キーコーヒー株式会社」です。
キーコーヒー株式会社と言えば、コーヒー業界の大手であり、1920年創業100年以上続く老舗です。
社名やロゴマークを目にすることもあり、名前を知ってる人が大半だと思います。
キーコーヒー株式会社は、1920年に木村商店で創業。
1928年に、木村コーヒー店と商号を改め、キー(鍵)のロゴを制定。
1952年に法人化し、1989年にキーコーヒー株式会社と改め、ブランドロゴを制定。
そして、1996年に東証2部上場、1997年に東証1部に上場しています。

引用:iTi(iTQi)ホームページ
そんなキーコーヒー株式会社は、
2021年iTi(iTQi)のコーヒー部門で5製品優秀味覚賞を受賞しています。
キーコーヒー株式会社は「PREMIUMスペシャルブレンド」と「トアルコトラジャ」は豆と粉、両方受賞しています。
「PREMIUMスペシャルブレンド」は粉が三つ星、豆が二つ星。
「トアルコトラジャ」は豆が三つ星、粉が二つ星です。
そして、「DRIPONスペシャルブレンド」が二つ星を受賞しています。
同じコーヒーでも豆と粉では評価が違うところが興味深いです。
この評価をどのように捉えるかそれぞれだと思いますが、日本のコーヒーが高く評価されたこと誇らしく思います。

引用:キーコーヒー株式会社ホームページ
最近のコーヒー事情ですが、日本のコーヒーの需要が世界で高まっています。
コロナ禍の影響もあり、カフェやレストランに行くことが難しくなり、お家や職場で美味しいコーヒーを求める人々が急増しているのも理由の一つです。
ブラジルやベトナムで栽培された生豆を輸入し、日本で焙煎、ブレンド、加工して海外へ輸出する。
現在は、韓国や台湾、ロシアとアジア圏が多いですが、全世界に日本のコーヒーを飲んでもらいたいですね。
コーヒーの淹れ方も様々ですが、手軽に楽しめる缶コーヒーやインスタントコーヒーも美味しいものが多いです。
海外では缶コーヒーやインスタントコーヒーのiTi(iTQi)受賞があります。
日本では過去3年間、缶コーヒーやインスタントコーヒーのiTi(iTQi)受賞はないですが、どのような評価を受けるのか気になります。
ちなみに、iTi(iTQi)のコーヒー部門の三ツ星受賞は、2019年から3年間で126製品あります。
イタリアと日本で8製品、スペインで6製品、ドイツで3製品、スイスとコロンビアが2製品、クロアチアとカナダとマレーシアは1製品あります。
iTi(iTQi)受賞で日本のコーヒーの美味しさを知ってもらい、販路をアジア圏のみならず全世界に広げるキッカケにしましょう。
参考までに、一般社団法人全日本コーヒー協会の2019年世界の一人当たりコーヒー消費量ランキングを紹介します。
1位ノルウェー、2位スイス、3位ブラジル、4位EU、5位アメリカ合衆国となっています。
この国々に販路を広げる手段として、iTi(iTQi)受賞を視野にいれてみませんか?
企業の考え方によって、ブランド戦略も違うと思いますので、
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