受賞歴は2021年にiTi(iTQi)の優秀味覚賞を受賞した製品の背景を見てみましょう。

引用:iTi ( iTQi )HP
今回ご紹介するのは、「ホップイングミ」と「ホップインチョコ」でIiTi(iTQi)の優秀味覚賞を受賞したINHOP株式会社です。
INHOP株式会社は、2019年10月15日設立の合弁会社です。
合弁会社は、複数の企業が共同出資で会社を立ち上げ、共同で事業を経営する形態を指します。
INHOP株式会社はキリンホールディングス株式会社と電通がタッグを組み設立しました。
キリンホールディングス株式会社の食品開発力と電通のマーケティング力があれば無敵に思えてしまいます。
どのような戦略でどのような製品が世に露出し、認知され、ブランド化されていくのかとても興味が湧きますね。
今回そのキリンホールディングス株式会社と電通の合弁会社、INHOP株式会社の製品がiTi(iTQi)の優秀味覚賞を受賞しました。
iTi(iTQi)とは、
世界の優れた味覚と品質を持つ食品・飲料品の評価を目的としたコンテストです。
ベルギーのブリュッセルに本部を置く国際味覚審査機構(iTQi)によって2005年から毎年開催されています。

引用:iTi ( iTQi )HP
受賞製品は、シンキングサプリの「ホップイングミ」と「ホップインチョコ」です。
会社設立2年目、発売間もないのiTi(iTQi)へのエントリー&受賞です。
「ホップイングミ」の発売は2020年7月31日、「ホップインチョコ」は2021年5月18日発売となっております。
キリンホールディングス株式会社のグループ会社、キリンビバレッジ株式会社も他の大手飲料メーカーに先駆けて2011年のiTi(iTQi)で三つ星を受賞しました。
ご存じの方も多いと思いますが、2000年発売の「生茶」です。
緑茶飲料では世界初の三つ星受賞だそうです。
今回のシンキングサプリ2種のiTi(iTQi)受賞も生茶のように業界先駆けとなる珍しい事例です。
今後INHOP株式会社に続いてサプリメント業界からのエントリー&受賞が増えそうですね。
今までサプリメントは味評価の受賞より品質評価の認定や受賞が大多数でした。
品質評価のモンドセレクションではなく、味評価のiTi(iTQi)へエントリーを選んだ理由には、どんな戦略があるのでしょうか。
大きなところを考えるとメリットとして、
「他社製品との差別化(サプリメントでiTi(iTQi)の受賞は珍しい)」
デメリットとして、
「消費者がサプリメントに求める効能のぼやけ」があると思います。
経営方針や戦略によってデメリットを許容し、メリットとして活かすこともできます。
逆にブランド戦略によっては、メリットを最大限に活かせないこともこともあります。
企業の考え方によって、ブランド戦略も違うと思いますので、
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