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2021年優秀味覚賞受賞製品10

受賞歴は2021年にiTi(iTQi)の優秀味覚賞を受賞した製品の背景を見てみましょう。

 

パッションフルーツジャム

引用:株式会社川平ファームHP

「株式会社川平ファーム」のパッションフルーツジャムとパッションフルーツドリンクが三ツ星を受賞しました。

 

株式会社川平ファームは、1990年創業。

家族で沖縄県石垣島に移住をしたことから始まります。

集落に販売所をオープンし、1996年にはホテルや石垣市街地にも本格的に販売を始めました。

沖縄物産展のイベントにも出店と販路拡大をしていきました。

2005年には、海外に農園を設立し、2012年に株式会社を設立しました。

株式会社川平ファームは、個人から会社設立まで22年の年月をかけて規模拡大していきました。

受賞メダル

そんな株式会社川平ファームは、2017年に初めてiTi(iTQi)にエントリーしました。

それは味に対して自己満足ではなく、他社機関の客観的評価を知りたかったからです。

こだわりにこだわり抜いて作った製品です。

ですが、自己満足にすぎないのか疑問に感じたのかもしれません。

もしかしたら、お客様の「美味しい」を聞いても信じられず、もっと高みを目指したいと思ったのかもしれません。

パッションフルーツドリンク

引用:株式会社川平ファームHP

そこで、選んだのが食のミシュランと言われるiTi(iTQi)です。

世界有数の味の専門家であるシェフ・ソムリエ協会所属の審査員が下す味の客観的評価。

2017年の初受賞から毎年受賞しています。

評価も高く初受賞から三ツ星でした。

これは、株式会社川平ファームにとって思ってもみない高評価だったそうです。

星一つでも取れたらと思ってのエントリーだったので、嬉しい驚きだったに違いありません。

 

農産物は気象条件などによって熟成度に変化があります。

なので、株式会社川平ファームのように受賞ランクを下げずに連続受賞は難しいと想像します。

ですが、そんな状況でも三ツ星を受賞し、連続受賞で授与されるプレステージ賞も受賞しています。

受賞すると、審査結果は5つの官能基準から評価され、結果表をもらえます。

5つの官能基準とは、第一印象、見た目、香り、味、食感(後味)になります。

この5つのスコアが数値化され、客観的にどこが弱い部分なのか、もしくは製品の強みはどこかがわかります。

結果表の他に、優秀味覚賞認定書とメダル、マーケティング素材(ラベルや卓上旗、ロゴシール等)、デジタル素材にもアクセスできます。

結果表はデータでのお渡しになります。英語での表記になっておりますので、こちらからお問い合わせの方に限り、翻訳サービスを行います。

ご希望の方はお気軽にお声かけください。

 

今は良い製品が溢れています。

飽和状態の中、自社製品をブランド化するためにどのようにしていくのか悩まれる方も多いと思います。

まずは、お気軽にご相談ください。

知財のプロ、弁理士事務所の私たちがブランディングのお手伝いをします。

 

申請方法が分からない方は是非ご相談ください。

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2020年優秀味覚賞受賞製品13

2020年からコロナの影響が世界各国に広がり、

iTi(iTQi)にはどのような影響があったのか、

2019年~2021年の受賞製品を比較してみましょう。

 

今回は甘いお菓子部門比較してみます。

クッキーやビスケット、ウエハースやチョコ製品が多く受賞しています。

 

2019年は、洋菓子の受賞が多い中、お饅頭や最中、羊羹等の和菓子も受賞していましたが、2020年、2021年と和菓子の受賞が減っています。

 

日本の受賞数は、2019年50製品ですが、2020年の受賞数は、12製品に減っています。約三分の一以下の受賞です。

そして、2021年は、5製品となり、2019年の10分の1の受賞数になりました。

日本に限らず、甘いお菓子部門全体では、2019年136製品、2020年86製品と約4割の減少となっています。

そして、2021年は、21製品の受賞になっています。全体でも、2019年と比較するとかなり減少しています。

 

受賞数は減っていますが、2019年から連続受賞を果たしている製品もあります。

そして、2021年新規で受賞している製品もあります。

新規受賞製品は、チョコレートと飴の3製品でした。

 

コロナ渦にも負けず、連続受賞している製品は、「株式会社マツザワ」の「りんご乙女」と

りんご乙女

引用:株式会社マツザワ

「株式会社あいの風(マツザワグループ)」「白えびチーズぱり」の2製品です。

 

「りんご乙女」は2011年にクリスタル賞を受賞し、

2015年にはダイヤモンド賞を受賞しています。

クリスタル賞やダイヤモンド賞は、

期間内に三ツ星を受賞した回数で授与されます。

 

・クリスタル賞 3年連続三ツ星受賞

・ダイヤモンド賞 10年間で7回三ツ星受賞

・アブソルート賞 25年間で20回三ツ星受賞

「りんご乙女」の受賞連続数は何年更新されていくのか楽しみです。

 

2021年は複数製品を受賞する企業が、甘いお菓子部門にはありませんでした。

2019年は1社で受賞する製品数が多く、最高9製品受賞した大手企業がありました。

他の部門では、数部門で合計10製品以上受賞している企業もあります。

 

企業の方針やブランディングによって、iti (iTQi)へのエントリーの仕方が変わります。

 

エントリーを迷われている方、まずは、目的を考えてみましょう。

 

例えば、製品開発や製品の評価を知るために、

iti (iTQi)にエントリーされる企業もあります。

iti (iTQi)では、受賞結果(官能評価結果)の他に、

オプションで官能評価結果報告書を依頼することが出来ます。

官能評価結果報告書は、製品についての評価コメントの他、

フード&ドリンクペアリング提案や審査員への質問もできます。

 

他に、製品の認知度を上げるために、

iti (iTQi)にエントリーされる企業もあります。

1度受賞すると、iti (iTQi)のロゴやラベル、商標等3年間使用できる

ライセンス権利が与えられます。

製品やホームページ、店舗等に利用し、iti (iTQi)のブランド力を利用し、

製品や企業の認知度を上げることができます。

 

他にも企業の目的に合ったやり方があります。

どんなやり方がいいのか、困った時にはご相談ください。

知財を守る弁理士が、皆さんの製品のブランド戦略のお手伝いをします。

 

私たちは協力できることがあります。

お気軽にお問い合わせください。

 

 

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