2019年にiTi(iTQi)の優秀味覚賞を受賞した製品をご紹介します。

引用:大協プラス株式会社ホームページ
「大協プラス株式会社」が製造・販売す「一富士」 がiTi(iTQi)の3つ星を受賞しました。
2015年から5年連続の3つ星受賞です。
製品の特長を大協プラス株式会社のホームページで下記のように記されています。
”「一富士」は、名峰富士を形成する玄武岩層で長い年月をかけて濾過された天然水を充填しています。
バナジウムをはじめとする天然ミネラルをバランス良く含むまろやかな味わいの飲みやすいナチュラルミネラルウォーターです。緑茶や紅茶コーヒー、ウイスキーや焼酎の水割り、炊飯や煮物の料理に、乳児のミルク用に、災害時の保存飲料水にも最適です。”
”その製造工程では徹底した衛生管理のもと、「加熱処理」をしています。とてもまろやかで飲みやすい軟水だから大人はもちろん、赤ちゃんのミルク用としても最適で安心です。”
フレーズによって印象が変わるのもおかしいのかもしれませんが、「乳児のミルクにも最適」のフレーズがあると安心感が増すのは不思議な効果ですね。
採水地は静岡県富士市で硬度は47mg/L(軟水)、pH8.1の弱アルカリ性の天然水でバナジウムをはじめとする天然ミネラルをバランス良く含んでいるそうです。
採水地によって水質やミネラル成分が変わるので適す使い方も変わってくると思います。
雨水が山々でろ過され地層によってミネラルが溶け出し色々な天然水ができます。一つの山でも採水場所が変わればミネラル成分は変わるのか気になってきますね。
一般社団法人日本ミネラルウォーター協会というサイトを見つけました。
ミネラルウォーターに関する統計などを公開しています。
都道府県別生産数量の推移を見てみると生産数量が多い順に
1位、山梨県(生産数量全体の約40%)
2位、静岡県(生産数量全体の約15%)
3位、鳥取県(生産数量全体の約10%)
でした。1位の山梨県と2位の静岡県は富士山の恩恵が大きいからだと考えられます。
ミネラルウォーターは農林水産省が定める「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」によって品名が4種に分けられています。
●ナチュラルウォーター
特定の水源から採水された地下水を原水とし、沈殿、ろ過、加熱殺菌以外の物理的・化学的処理を行わないもの
●ナチュラルミネラルウォーター
ナチュラルウォーターのうち鉱化された地下水(地表から浸透し、地下を移動中又は地下に滞留中に地層中の無機塩類が溶解した地下水(天然の二酸化炭素が溶解し、発泡性を有する地下水を含む)をいう。)を原水としたもの
●ミネラルウォーター
ナチュラルミネラルウォーターを原水とし、品質を安定させる目的等のためにミネラルの調整、ばっ気、複数の水源から採水したナチュラルミネラルウォーターの混合等が行われているもの
●ボトルドウォーター(飲用水)
ナチュラルウォーター、ナチュラルミネラルウォーター及びミネラルウォーター以外のもの
「ミネラルウォーター」をうたっている製品全てが天然水というわけではなく水道水や蒸留水、純水などにミネラル分を添加したものは、品名はボトルドウォーターだけどミネラルウォーターとして販売されていると初めて知り衝撃をうけました。
天然水に当てはまるのは、ナチュラルウォーターとナチュラルミネラルウォーターだけだそうです。
購入の時、品名がどうなっているのか気になってしまいます。
水の世界は奥深く面白いですね!
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